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デジモン大好きだったおじさんによる、デジモンカードゲーム入門

デジモンカードゲームってなーに?

時は世紀末の1997年。
たまごっちやポケモンなど、様々な育成ゲームが台頭する時代、
モンスターを育てて戦わせる携帯ゲーム「デジタルモンスター」が発売されました。
現在30歳手前の皆さんは、下のデジモンペンデュラムやデジヴァイスを持っていたんじゃないでしょうか?

デジヴァイス

私はデジモンペンデュラムver3.0以降で遊んでいて、
プチメラモンやデビモンを育てていました。。懐かしい、、
そして学校に持っていくことができなくて、部屋に沢山のうんちが溢れ、、
学校から帰ってくるとデジモンが死んでいた、という経験もあるんじゃないでしょうか?
(ちなみに途中から母に頼んで、学校に行っている間のデジモンのお世話をお願いしたら、学校から帰ってきたときには完全体のデーモンになっていました、、母の力は偉大でした。。)

さて、そんなデジモンですが、カードゲームも存在していてます。
私と同じように、デジモンで遊んでいたみなさんなら覚えているでしょうか?

ウォーグレイモン

こちら「デジタルモンスターカードゲーム」と呼ばれるカードゲームで、

俗に「旧デジモンカード」と呼ばれます。

旧という名前がつくように、みなさんが覚えているであろうこのカードゲームは、
すでに終了してしまっています。。

下の画像のように、プログラムカードがかわいくて好きだったんですが、、残念です。。

旧デジモンカード

しかし、旧がつくということは?
そうです、デジモンカードゲームは一度終わってしまいましたが、2020年に見事復活を果たしていたのです!

ウォーグレイモン

(やはりウォーグレイモンはかっこいいすね。棘棘した感じとアニメでもピンチに進化して絶対かっちゃうとことか、、)

ここからは、そんな復活を果たしたデジモンカードゲームの入門編として、遊び方を解説していきたいと思います。
(対戦相手がほしいのでこれを読んで入門した人はぜひ対戦してください!)

デジモンカードゲームの基本ルール

まずは他のカードゲームと似たところのある、基本的なルールを紹介します。

1.デッキ枚数は50枚
2.0~5枚のデジタマデッキを用意(遊戯王で言うところのエクストラデッキ)
3.対戦開始時にセキュリティをデッキから5枚めくって設置(デュエマで言うシールド。ライフポイントのような扱い)
4.「デジタマ」「デジモン」「テイマー」「オプション」の4種類のカードで盤面を強化(ポケモンカードのように進化を駆使して戦力強化!)
5.セキュリティを突破してダイレクトアタックを決めたら勝利!

という流れでゲームを行います

他のカードゲームに照らし合わせると、似たところも多くありますが、
この後に説明する「メモリー」と、「セキュリティ」、そして進化が他のカードゲームにない面白さを引き立ててくれています。

より詳細なルールは公式で説明されているので、以下をぜひご確認ください。
https://digimoncard.com/rule/

デジモンカードゲームの魅力

ここからは、デジモンカードゲームの他のカードゲームにない魅力的なルールを紹介していきます。

先行制圧や、ソリティアを防ぐ
「メモリー」

私自身、遊戯王やマジック・ザ・ギャザリングをプレイしてきて、
なおかつそのなかでもこよなく愛するのがソリティア系のデッキだったりします。
遊戯王であれば、宝札エグゾや、魔導、SPYRALなどなど、
マジック・ザ・ギャザリングであれば、ストームやエターナル・ブルー、最近では運命のきずなやアールンドの天啓の無限ターンコンボなどなど、
お前のターンねぇから!や、ターンが来ても何もできない、といった状況を作るデッキが大好きだったりします。(性格的なところは何も言わないでください)

ただ、これはカードゲームの常でもあります。
カードゲームは楽しく遊ぶためのものですが、対戦である以上、勝利するためのデッキ構築をするものでもあります。
なので、圧倒的に強いコンボやループを見つければ、それを使ってソリティアや先行制圧をするのは、そのカードゲームの楽しみ方の一つであるとも言えます。

しかし、デジモンカードゲームは、そういったカードゲームのあり方に待ったをかけるルールを引っさげて登場しました。
そのルールこそ「メモリー」です。

まずメモリーとは、10 – 0 の数字を持ち、これを他のカードゲームで言うマナやコストとして、カードをプレイしていきます。

デジモンカードゲーム

例えば5コストのグレイモンをプレイする場合、数字は5まで移動します。

デジモンカードゲーム

そしてこの瞬間!あいてにターンが移ります。
対戦相手は現在赤の5にあるメモリーが、青の1を超えるまでカードを使用できます。
例えばコスト8のカードを使用したら、青の3までメモリーが移動します。

デジモンカードゲーム

そして、コスト2のカードを2枚プレイして、11のカードをプレイしたりもできます。
とにかく相手のメモリー1に入らないようにし、そして最大値の10を超えなければOKです。

このメモリーによって、先行でいきなり無限ループに突入することはできません。
また、大振りなカードを最初に使ってしまうと、対戦相手に大量にコストを渡してしまうことになるので、返しでさらに強いカードを使用できるため、盤面を更地に変えられてしまいます。
そしてその逆で、返しのターンでコストがいっぱいあるからと大振りな行動を取ると、逆に相手に大量のコストを渡してしまうことになります。
このような「メモリー」の綱引きが、先行制圧やソリティアを防ぐ防波堤となっているのです。

シールドで殴り返す
「セキュリティ」

みなさんはデュエルマスターズをプレイしたことはありますか?
デュエルマスターズにはライフの概念がなく、その代わりにシールドと呼ばれる5枚のカードが存在します。
その5枚のシールドを、カードの攻撃によって破壊して、ダイレクトアタックを決めると勝利になります。
デジモンカードゲームの「セキュリティ」も同様で、5枚のカードを攻撃によって1枚づつ破壊して、0になったらダイレクトアタックで勝利になります。

また、デュエルマスターズのシールドは破壊される場合、手札に加わるか、「シールドトリガー」というシールドが破壊されたときに効果を発揮できるカードを使用でき、その「シールドトリガー」によって殴ってきた相手を返り討ちにすることができたりします。
ただし、シールドトリガーには運も多く関わります。シールドはゲーム開始時にデッキトップから5枚が選ばれるため、シールドを操作するカードを使わない限り、完全な運だよりになってしまいます。
デジモンカードゲームはこのシールドの概念を大きく覆しました。

「セキュリティ」はゲーム開始時にデッキトップから5枚のカードを設置しますが、攻撃を受けて破壊されたとき、「デジモン」カードであれば、殴ってきた「デジモン」とバトルが発生するのです。

デジモンカードゲーム

攻撃してきたくせに、バトルに負けた「デジモン」はそのままトラッシュ(墓地)に行ってしまいます。(もちろん勝てば生き残ります)
さらには先述した「シールドトリガー」のような効果をもったカードもあります。
これは「デジモン」だけではなく、ミミちゃんのような「テイマー」や「オプション」カードはすべて、セキュリティに使われたときの効果を持っています。

デジモンカードゲーム
デジモンカードゲーム

つまり、デジモンカードゲームにおける「シールドトリガー」の発生率は100%と言えるでしょう。
確かに、どのカードがめくれるかの運も絡みますが、デッキの構築次第ではどんな相手の攻撃も跳ね返すようなデッキも作れそうです。

デジモンの醍醐味!
「進化」

アグモン!進化ぁぁぁぁぁぁ! ・・・・グレイモン!
上の文字面でも進化シーンを思い出せるのではないでしょうか?
進化前のデジモンが出てきて、アグモンがくるくる回って進化するやつです(雑)
このシーン、デジモンカードゲームでも再現できます。

コロモンからアグモンに進化し、グレイモンに進化して、バトルフィールドでバトルだ!

デジモンカードゲーム グレイモン

…とここまでは単に懐かしいだけですが、カードゲーム的にも強い効果があるのです。
基本的にカードゲームにおいて、進化のようになにかのカードを下敷きにするカードは強くはないように思います。
なぜなら、下敷きになっているカードを自ら除去するように進化を使用することになりますし、下敷きのカードが墓地にいくこともないので、効果を発揮することもできません。
遊戯王的に言うと、シンクロ召喚したときに素材のカードが墓地に行かず、エクシーズのように下敷きのカードを能動的に墓地に送ることもできないというと、なんとも言えない気持ちになるでしょう。
マジック・ザ・ギャザリングで言うと、イコリアの変容が近い能力ですが、カードが一枚の束になってくれるので格好の除去の的になり、主要なデッキで使われるカードはあまりありませんでした。(除去として使われた水晶壊しは除く)

しかし、デジモンカードゲームの進化は違います。
まず1つ目の効果、それはコスト踏み倒しです。
こちらアグモンのカードを御覧ください。

デジモンカードゲーム アグモン

通常のコストは3コストですが、進化コストはなんと!0です!
先程お見せした進化先のグレイモンも、5コストが2コストに踏み倒せます。

さらに、下敷きになっているカードは、進化元となることで発揮する効果ももっています。
例えばこのアグモンであれば、攻撃時にデッキから3枚見てアグモンをサーチすることができます。

まあここまではまあありそうだなレベルの話ですが、デジモンカードゲームで進化を使いたくなる最大の理由が別にあります。
それは、進化すると1枚ドローできます!

もう一度いいましょう。

1枚ドローできます!

え、1枚ってどうなの?と思うかもしれませんが、コスト踏み倒して強いカードを1枚消費して、ついでに1ドローはすごいです。
例えば初手にいきなりグレイモンを出した場合、手札は1枚減って4枚ですが、
コロモン → アグモン → グレイモンと進化した場合、手札は2枚減って、2枚引くので5枚になるのです。
しかもバトルフィールドにいるグレイモンはアグモンの進化元効果も持っています。

つまり、デジモンカードゲームにおいて、進化はカードを消費することなく、カードをプレイできるのです!
さらに出すカードも強くなるので、進化はアドバンテージの塊なのです。

デジモンの醍醐味である進化を、いかにしてゲームに落とし込んでプレイヤーに多用してもらうのか、それを突き詰めたゲームデザインと言えるでしょう。

スターターを買ってプレイしよう

さて、ここまでデジモンカードゲームの魅力を説明してきましたが、いかがでしょうか?
従来のカードゲームのいいとこどりとも言えますが、従来にはなかった特徴、とくにお互いがコストを共有する「メモリー」は非常にゲームとして面白いルールだと思います。

そんなデジモンカードゲームですが、スターターデッキはいくらなんでしょうか、、

デジモンカードゲーム

( ゚д゚) ・・・

(つд⊂)ゴシゴシ

デジモンカードゲーム

∑(゚Д゚)ファッ!!?

なんと500円です。安い!安いぞ!
仕事のお昼休みにランチに行く代わりにカードショップに行って、そのまま購入&対戦ができてしまう価格です。
購入後のサポートも充実で、ルール動画を友だちと一緒に見て、そのままアグモンを進化だ!

また、私達が運営しているDisconectというサービスでは、
デジモンカードゲームの対戦相手が見つからないときに、ランダムマッチングで自動的に対戦相手とマッチング、そしてそのままZOOMやDiscordを開くことなくオンライン対戦をすることができます。
もちろん特定の相手との対戦や、他のカードゲームでもマッチングできます。
ぜひ以下のリンクからDisconectの紹介も読んでください!

Disconectの紹介ページ

それではまた次回!
今、冒険が進化する!

※出典:デジモンカードゲーム オフィシャルサイト
https://digimoncard.com/

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